産業機器

工作機械メーカーは、技術力の向上だけでなく、高精度な機械部品の流通により工作機械に搭載される部品の精度向上にも努めています。そのため、加工精度や加工速度といった性能に差はありません。厳しい市場環境の中で、工作機械設計エンジニアは、他社と差別化された製品設計に苦慮しているのではないでしょうか。

1. 「カスタマイズ」された操作パネルが企業イメージを確立
ONPOWは、デバイスメーカーの中での差別化をお考えの貴社に、タッチパネルの外観デザインにこだわり、個性豊かで洗練されたデバイスとしての価値を高めることをご提案します。近年、設備の外観は設備購入における重要な指標の一つとなっています。例えば、CNCマシニングセンターにおいては、工作機械本体の形状や色だけでなく、操作パネルの外観デザインにも各メーカーのこだわりが見られます。デバイス自体がスタイリッシュで高級感のあるデザインであれば、操作パネルのスイッチ類を金属調に構成することで、本体との一体感を演出できます。例えば、φ22mmの取り付け穴、インレイフレームの高さはわずか2mm、平面インレイの「LAS1-AW(P)シリーズ」ボタンは、発光部にユーザーのニーズに合わせたパターンを自由にカスタマイズでき、他社とは一線を画しています。

2. 競争力強化のため、設備全般の「改良」に取り組む
設備の小型化の需要が高まるにつれ、制御盤の小型化が注目されています。加工精度や加工速度を考慮すると、機械加工部の設計を変更するとリスクが高すぎるため、一般的には容易に変更できません。そのため、制御部の設計変更のみが検討されます。このような状況に対し、ONPOWは制御盤の小型化を有効な解決策として推奨しています。各制御部を短い筐体に交換すれば、制御盤の小型化を比較的容易に実現し、工作機械の内部スペースを拡張することができます。例えば、「LAS1-A22シリーズ∅22」のショートボディ非常停止スイッチ（リード線タイプテールのみ13.7mm）と押しボタンスイッチ（テールのみ18.4mm）を使用したり、小型ショートボディ押しボタンスイッチ「GQ12シリーズ∅12」「GQ16シリーズ∅16」、マイクロストロークショートボディスイッチ「MTシリーズ∅16/19/22」を使用したりすることで、パネル端部の使用スペースを効果的に拡大し、機械設計の自由度を高め、顧客のニーズに柔軟に対応できるため、全体的な設計において他社との差異を形成し、市場競争力を高めることができます。

3. 優れた「触感」が機器の価値を高める
ONPOWが開発した「TSシリーズ」タッチスイッチは、人体の寄生容量と静電容量を結合することで、キーの最終的な静電容量値を大きくし、スイッチをトリガーすることで、新たなタッチ体験をもたらします。従来のボタンスイッチと比較して、TSシリーズタッチスイッチはボタンの表面（0N）に触れるだけでスイッチのオン/オフをトリガーします。耐用年数は5000万回と長く、より「軽い」タッチ体験はデバイスに「付加価値」を与えます。